
D-Link DPE-301GIギガビットPoE+インジェクタは、IEEE 802.3af/at準拠の10/100/1000BASE-T PoEポート搭載のPoE給電インジェクタ本体と電源アダプタで構成され、IEEE802.3at準拠のPoE受電デバイス製品に、イーサネットケーブル経由で電力を供給することが可能です。これにより、「既存の電源アウトレット付近への設置しかできない」といった制限を解消することが可能になります。DPE-301GI製品本体に電源を給電することで、DPE-301GIがネットワークケーブル経由で対応するデバイスへの給電を行い、PoE給電機能を持たないスイッチとPoE受電デバイス間の接続を可能にします。
製品名 | 製品概要 | 標準価格(税抜) | 製品保証 | ドキュメントダウンロード |
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DPE-301GI |
品番:DPE-301GI/A1 ●10/100/1000BASE-Tポート ×2(PoE給電 ×1) |
¥5,980 | 1年 |
特長
シンプルで効率的な環境の実現
ネットワーク管理者はDPE-301GIを使用することにより、天井や屋根裏など、電源アウトレットから離れた場所へのデバイスの設置が可能になります。IEEE802.3at準拠のPoE受電デバイスへの電力供給に対応し、設定などは必要のないプラグ&プレイ設計となっています。これによりネットワーク管理者は、無駄な電源配線や非効率な環境への機器設置などを行うことなく、より効果的なネットワーク機器の配置が可能となります。
簡単な設置
DPE-301GIはソフトウェアや特殊なツールを使用せずに設置することが可能なため、ワイヤレスネットワークの構築をとてもシンプルに行うことができます。そして、そのコンパクトなサイズも導入をより簡単にしています。ネットワーク管理者はまず、PoEアダプタ本体(DPE-301GI)と電源コンセントを付属の電源アダプタで接続し、その後ネットワークスイッチ(WANルータなど)とDPE-301GIの「LAN INポート」をネットワークケーブルで接続します。次にIEEE802.3afもしくはIEEE802.3atに準拠したPoE受電対応デバイスとDPE-301GIの「PoE OUTポート」をCat5e以上のケーブルで接続します。これにより電源から離れた場所にあるデバイスに、ネットワークケーブルのみで、電力とデータを同時に供給することが可能になります。
高速通信と安定したPoE 給電
DPE-301GIはネットワークのスムーズなギガビットスループットを安定的に提供しながら、さらにCat5e以上のケーブルを使用して、最大100メートルまでの距離を、電力とデータを同時に送信することが可能です。
仕様一覧
■ ハードウェア仕様一覧表
製品名 |
DPE-301GI |
品番 |
DPE-301GI/A1 |
有線LAN |
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標準規格 |
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IEEE 802.3 10BASE-T、IEEE 802.3u 100BASE-TX、IEEE 802.3ab 1000BASE-T IEEE 802.3af Power over Ethernet、IEEE 802.3at PoE Plus |
インタフェース |
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10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート(RJ-45) (PoE給電) |
2(1) 「LAN IN」×1 / 「PoE OUT(PoE給電)」×1 |
電気的仕様 |
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定格入力電圧(周波数) |
100-120VAC(50/60Hz) |
定格電源電圧 |
DC54V |
定格入力電流 |
0.6A |
消費電力(最大) |
38.22W |
PoE |
給電方式:Alternative A 給電可能電力:30W |
環境仕様 |
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動作/保管温度 |
0~50℃/−30~70℃ |
動作/保管湿度(結露なきこと) |
5~95%/5~95% |
適合規格 |
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EMI規格 |
FCC、VCCI Class B |
寸法 |
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109.8(W)×62.2(D)×24.5(H)㎜ |
質量 |
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70g(本体のみ) |
パッケージ内容 |
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本体、電源アダプタ、ネットワークケーブル、壁掛けキット、マニュアル、シリアルラベル、PLシート |